アーカイブ : 2020年 8月

いろいろ、やっちまったな

虎太郎:「婆ぁば、ミシンがたがた、やらないの?」
うん、やるよ、やるんだけど諸々取寄せ中、っつか何か買い過ぎた感が否めないヤマシタです、どーもー。

実は中古のミシンをヤフオクで落札してしまいました。

ヤマシタ愛用の「SECIO8200」は30年弱前の製品で、故障個所の部品ストックが無い。のに壊れた。
通常縫いが出来るまでには修理して貰えたんだけれど、いかんせん電源入れて数時間放置しないと一針目が落せないうえに、一旦エラーが出てしまうと再度数時間放置という地獄絵図。

深夜、生地も裁断してスタンバイしたのに一針目で「エラー」って出たときの世界モノクロ感ね、ないね。

ヌケ作兄妹のベビー服とか手提げカバンとか作り倒して思い入れがあるので修理してみたものの、ウリの刺繍は出来ないままなので、手持ちの大量な刺繍糸とか図案スキャナとか宝の持ち腐れ感も然り、縫いたいときに即使えないってのはミシンとして成り立ってないなと半ば見切りを付けると言うか、そろそろ天国へ見送ってあげてもいいのかな、と。(でも、とりあえず再調整には送り出してある)

で、手持ちの材料を生かせるミシンを探してみたところ、最新機種は70万円。は?

当然買えるはずも無く。ググって調べてみたら、「刺繍が出来て」「PCで編集したデータ対応出来て」「USBでデータ入れられる」数年前の機種「SECIO11500(HyperCraft12000)」を見つけてヤフオクで探すこと数日、予算内で付属部品がなるべく揃っている製品を狙って落札した次第。

やっちまった、買っちまったよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

出品者の方が誠実な方なので有難い、ちゃんと精密機器扱いで送ってくださった。

ヤマシタは出品者には向かないな、こんな奇麗な梱包とか無理、最悪の出品者評価されること間違いなし。
余談ですが、上の写真の左上をよくご覧ください。寧々ちゃんが居ます。

再修理に出ている「SECIO8200」のカバーと「SECIO11500」を並べてみましたが。

デカい。
これ、一旦仕舞ったら永遠にクローゼットの肥やしになるかと。購入して数回使って仕舞いこんでしまうと次回引っ張り出して使うには億劫過ぎるデカさと重量、発売時のお値段は48万円くらいですが、お高かったのは分かってるけどスタンバイさせる気が起きないのも分かる、あまり使用感が無いまま中古で流通しているのも納得出来ます。

ミシンは軽いと駆動に伴って諸々のブレに繋がるので、このデカさと重量はパワーの源だから致し方無い。あと一つ、同じ「SECIO8200」の未使用品に買い替えなかった理由に「5枚送り歯」だった事があります。今時のミシンのほとんどは「7枚送り歯」で布地送りが非常にスムーズかつパワーがあって、今現在のストレスフルから解放されたかったのも重要点。

該当ミシンで実際に縫い上げたサンプルも付けてくださったのですが、1ミリ厚の革を4枚重ね、ジーンズ地を6枚重ねで奇麗な縫い目が揃っていて驚愕。「SECIO8200」なら針折れるレベルじゃなく、即チーン。とは言え、パワーは申し分無いミシンでも所詮はコンピューターミシン、電子系統がイカれたらアウトな機種なので仕舞い込まずに使い倒す所存でございます。

さて、マスク縫って慣らすかな。

【今夜の独りズモウ】
ヤマシタのミシン落札劇に長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。いや、この後の事の顛末というか、まだありまして。

中古のミシンという事で、やはり欠品している部品もあるわけで。欠品していたけれど使うかどうかも分からない「パッチワーク押さえ」をネットで探していたら、縫い上がりの出来を左右させる重要なコバチステッチにも使える便利そうな「センター押え」を見つけてしまい、挙句、有っても無くても良いんじゃね?っていう「ボビンホルダー」までポチってましたヤマシタ。

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うん、まあ、糸がほつれてこなくて色の判別も一発だし、便利っちゃあ便利か。

でも、今のところ縫うのはマスク。