カテゴリー : sewing

手作りマスク。その⑨

老眼鏡が無いと針に糸が通せなくなりましたヤマシタです、どーもー。

実はですね、ヤマシタセイカツ舎では初のマスクのオーダーを承りまして。
お買い上げいただいた「みっちゃん」さんが快く承諾してくださったので、今回の「お任せオーダー」の裏側をご紹介させていただこうかと。

みっちゃんさん太っ腹なので「立体型マスク3枚。あとはお任せで」という生地も形もマジでヤマシタ一任で承りまして。まずは「西村大臣型・改良版」・「シェル型・立体版①」・「シェル型・立体版②」に絞ることに。

ええ、3枚は早々に仕上がったのです。が、刺繍入りマスクをオマケに付けたいと目論んでいたヤマシタ、縫い目の事情で「西村大臣型・改良版」にしか出来ない事に気が付くこと遅し。形が被らないよう完成済み1枚は「シェル型」に変更させていただくことにして早々にミシン掛けも完了、「西村大臣型・改良版」に刺繍開始。

いや、しかし、ここからが長い戦いでございました。

刺繍ド素人なので、へなちょこなシロツメクサが出来上がってしまい刺し直し。

ちょ、ちょっとふっくらしてシロツメクサに見える、うん見えるよね。

ここで止めておけばいいものを、「4枚は良くない、4はダメ」とか言い出すヤマシタ、とっておきのコーデュロイ生地に刺繍を刺し始めまして。

片方の花が寂しすぎるから、蕾も足しましょうルンルンルン。していられたのは、ここまででした。

後はミシン掛けだけという段階でヌケ作妹から「いや、虫に見えるよ、それ」という言葉で我に返りましたヤマシタ、フツーの刺繍で刺し直すことにした次第。

ごちゃごちゃし過ぎず、アースカラーでいってみました。

でも、葉っぱは半分ずつ色変えてます。

で、で、出来たー、仕上がったー。(光源の関係で色が違いますが、下の方が現物に近いです)

コーデュロイは複雑な形だと目地が合わないので「シェル型」で作らせていただきました。

 

ここからは、本来のオーダーに基づいて作らせていただいたマスクです。
「シェル型・立体版①」表地チェックで裏地はダブルガーゼ。

「シェル型・立体版②」表地・裏地、共にダブルガーゼ。

「シェル型」こちらも、表地・裏地、共にダブルガーゼです。

そして、オマケの「シェル型・立体版①」表地綿100%の抗菌生地、裏地ダブルガーゼ。

みっちゃん、お買い上げありがとうございました!

【今夜の独りズモウ】いや、自分の作ったマスクが売れるなんて思ってませんでした。きっとヤフオクとかで出品したら低価格で落札されるか入札ナシとか、怖くて出せないんですけどね。半分知っている人、というのかな?ネットでお知り合いになって、やり取りして、こんなのが好みかしらとか思いながら作る、こういうオーダー形式の方がヤマシタの性根に合ってるのかもしれません。

 

手作りマスク。その⑧

手作りマスクを振り返る記録も今回で最終回、えと、ここまでで70枚縫いましたヤマシタです、どーもー。

上の画像、仕上がっているのは「シェル型・立体版②」です。

ネットで一目惚れし「Pres-de」さんで買った刺繍入りダブルガーゼ「フルール」の「ブルーグレー」で作っています。裏地は「fabricbeens」さんで買ったダブルガーゼ「シェルブルー」です。

生地端の片方がスカラップになっています。

仕上がり画像と上の画像は同じ室内で同じiPhoneで撮っているのに色が違って見えますが、実物の色は下の商品紹介画像の色と同じでした。

実は、中国ドラマで「延禧攻略」というのがありまして、衣裳の色合わせが実に魅力的で真似してみたいなと思って「ブルーグレイ」と「テラコッタ」なカラーをずっと探していたのです。

で、「fabricbeens」で見つけて買ったのですが。

いや、全然濃すぎる。マジ違うでしょ、な結果でした。

一緒に買った「シェルブルー」は参考画像とまあまあ色一致、「ブルーグリーン」は濃い目だったのですが、これはこれで良い色でした。

9月後半から10月中旬にもなると、ほぼどのネット店舗でもダブルガーゼの在庫が豊富になってきていたので選びたい放題、ワクワク検索していましたヤマシタ。

濃い目の微妙な青みがかったグレーとコーラルピンクが欲しくて、「生地・布地の専門店 nunozuki」さんで「フォグブルー」と「チェリーピンク」を買ったのですが。

なんか間違えたかな。参考画像から比べると、かなり濃い。

市街にある手芸用品店では濃い色のダブルガーゼは売っていないので、ネットで探すほかなく、色々見て回っていると本来の目的とは違うブツに手を出してしまう商法にまんまと乗せられ買ってしまったのがコーデュロイと刺繍入りダブルガーゼ。

こちらの「生地と雑貨のお店 PERURU」さんでは、「オフ白」の刺繍入りダブルガーゼと、コーデュロイの「ピンク」を買いました。

このピンク、ミシン糸の色合わせが微妙で端ミシンをかけられないまま一週間放置。結局薄い紫で妥協することになりました。下の画像では、まだ端ミシンかけてませんね。

裏地は「fabricbeens」さんで買ったダブルガーゼ「シェルブルー」と、「手芸と生地の店 いすず」さんで買ったダブルガーゼ「フラミンゴピンク」です。

コーデュロイだけど薄いので、ミシンはかけやすかったです。

ヤマシタが買った「オフ白」は、本当に真っ白でした。キナリはずっと売り切れで残念。

という事で、11月中旬までのマスク回顧録は今日で終了となります。が、この後もマスク制作は続くので、ときどき新しいネタを載せていきたいと思っております。では、また。

【今夜の独りズモウ】ヤマシタの数々の失敗録、手作りマスク回顧録、長きに渡りお付き合いいただきありがとうございました。ヤマシタの失敗を教訓として、皆さま、楽しい手作りマスク生活をお送りください。

手作りマスク。その⑦

安定の邪魔帝王寧々ちゃん、今日も生地を引っ張ってくれてありがとう、ヤマシタです、どーもー。

本日は「立体型」マスク3点に限定しての記録。

上の画像はその⑤編で載せていた「シェル型・立体版②」。アゴの下を包み込む形で、鼻から目の下までの傾斜を大き目にとって、耳の前ギリギリまで頬を覆います。これはフィット感抜群でヤマシタのお気に入りとなりました。惜しむらくは、アゴ下の生地にシワが入ってきてしまうこと。改良の余地ありですか。
生地は、表地が市街の手芸用品店でハギレで購入し、裏地のダブルガーゼはイオン系列のスーパーで買ったもの。

下の画像は「シェル型・立体版①」。鼻とフェイスラインにあたる部分の生地をカット、マスク中央には縫い目が無く、耳の下からアゴ先まで包むスッポリ型。鼻から目の下までの傾斜が緩いので補正する予定です。

表地は「セリア」で買ったハギレと「生地布専門店 HINODEYA」さんで買った刺繍入りダブルガーゼで、裏地は「服地・布地のマツケ」さんで買った「マンダリン」と「アンティークローズ」です。

そして3点目は「西村大臣型・改良版」で、鼻の部分は折り上げのままですが、クチ元からアゴの方を斜めカットにしてみたもの。横サイズは良かったのですが、縦サイズが短かったようでクチ元に尖がりがあって不格好な感じだったので、こちらはその⑤編で載せていた同じ形より一回り大きく製図を引き直しました。

化粧しててクチ元のリップが付くのが嫌なときは小さ目サイズ、スッピンのときは大きいサイズと使い分け出来るかもしれません。
表地が手芸用品店で買ったフェリシモコラボのハギレで、裏地は「生地布専門店 HINODEYA」で買ったダブルガーゼの「ひまわり」です。

次回で最終回になるかな?

手作りマスク。その⑥

続くよ続く、手作りマスク。その⑥、寧々ちゃんに邪魔されてるヤマシタです、どーもー。

9月頃、ネットで綿レースとダブルガーゼの再入荷ラッシュが始まったので色々と買い足しました。テラコッタ系のダブルガーゼを探していたのですが手頃な価格のものが見つからず、イエローで手を打つことに。こちら「生地布専門店 HINODEYA」さんで、微かにピンク色の「ミルキーホワイト」と、押し間違いで「ポピーレッド」も購入。同じ店舗で刺繍入りのダブルガーゼを見つけてしまい3色買いましたが、このダブルガーゼ正解でした。

織が密で丈夫、裁断もしやすいし縫いやすい、基本の「シェル型」マスクで仕上げてみましたがフィット感も良い。言い方を変えれば「伸び縮みがなくて蒸れやすいかも」というところ。

下の画像、水色とイエローが今回買った刺繍入りダブルガーゼで作ったものです。いちばん上の透かし入りは市街の手芸用品店で買った白の綿レースで、裏地のダブルガーゼが透けてピンク系に見えます。洗濯したら1割以上縮みましたが柔らかい。綿レースが「軽い」感じに見えるのと比べて下の表地ダブルガーゼ2枚はガッシリ重みがあります。

下の画像、「アイボリー」が今回ネットで買った刺繍入りダブルガーゼ。ホワイトは市街の手芸用品店で、このアイボリーの色違いだと勘違いして買った綿レースです。

薄めでパリッとした感触。洗ってもパリっとしたままです。

上と下、明らかに違います、何考えて買ったんだろうヤマシタ。

刺繍入りダブルガーゼの方は織が密でしっかりしています。洗濯を2回しても縮みは少々でしたが、これからどのくらい柔らかくなっていくのか楽しみな生地です。

下の画像、真ん中と手前が綿レースですが、購入先は別の手芸用品店。真ん中のマスクはクタッとしていて、手前のマスクはシャキッとしている感じが伝わりますでしょうか。同じような薄めの綿レースでも微妙に違ってきますから、縫いやすさか感触か優先順位で選択するのもありでしょうか。

では、また次回に。

【今夜の独りズモウ】確か、この頃から表地と裏地の色に合わせてミシン糸も変えて縫い始めました。このミシン糸の色合わせが地味に大変で、同じ型のものを3枚裁断して、しっくりこなければ変更。プラス、裏地だけ3枚縫ったら糸変更して表地を縫い、次は下糸だけ変更して端ミシンをかけ、最後に再度下糸の色を表地の色に戻してマスクゴム通しの耳を縫う、という手順をこなして出来上がったときには自己満足のヤマシタです。
生地に合わせたミシン糸の色が分からないという方は「手芸と生地の店 いすず」さんがお勧め。フジックスのシャッペスパンに限定されますが、生地に合った色番の記載や、商品ページの右端に該当ミシン糸へのリンクが貼ってあって便利。

手作りマスク。その⑤

いつまで続くか分からない手作りマスク。その⑤、書いてますヤマシタです、どーもー。

今回は型紙と製図についてです。

すごいビジュアルですね、段ボール紙で型取りしていますヤマシタ。これ、同僚の方から頂いたコピーがヨレヨレになってきたので、廃棄前のAmazon梱包材に写したもの。段ボール紙や厚紙など、少し厚みのある素材の方が線が引きやすくて便利です。

で、この頃YouTubeで各国の皆さんが作られているマスクを拝見する毎日だったのですが。折角製図の書き方なんかも動画で懇切丁寧にアップされているんで挑戦してみたヤマシタ。

まず、コピー用紙に下書きをし、それから厚紙に清書。段ボール紙も便利ですが保管する際に嵩張るので、今回からは厚紙にしました。

いや、このビジュアルもヤバいですね。皿とかタッパーのフタとか出てきてます。

これ、YouTubeで観たマスク製作者さんからの受け売り。どうやって奇麗なアール線を引いてるのか、と思っていたら「皿とかタッパーのフタ使え」ってことでした。

海外の方が作るマスクはゴムを縫い付けてしまうパターンがほとんどなので「マスクゴム通す耳の分の補正がいるのかぁ」ということが多いのですが、このYouTuberさんはゴム通し部分があるパターンだったので大いに参考になりました。

YouTuberさん達のマスクを参考に製図を引き直して作ったのが下の画像「シェル型・立体版①」です。耳の下からアゴの下まですっぽり覆う形です。が、目の下の部分のカットが浅いので微妙なフィット感。

表地は「セリア」のハギレ、裏地はネットで買ったダブルガーゼ「アンティークローズ」カラーです。表地より裏地をわざわざ1ミリ出しているのは「どや、派手色やん」という主張と、肌に直接固めの表地が当たらないようにするためだったりします。

もう一つ、アゴ下に当て布がある「シェル型・立体版②」。

表地は市街の手芸用品店で買ったハギレで、裏地はイオン系列のスーパーで買ったもの。

下の画像、最初の型紙で作ったのが上。ゴムが頬から耳まで吊り上がるので、傾斜の補正を加えたのが下です。

ヤマシタのお気に入りは、これ。鼻から頬へのフィット感が良いのでメガネの曇りも最小限で、アゴの方もピッタリフィットしてマスク自体のズレが少ないのです。惜しむらくは、段々とアゴの当て布にシワがよってくること。
そして、まだまだ続く。

【今夜の独りズモウ】8月中旬を過ぎると欲が出てきて、ネットでダブルガーゼや表地を探し回っていました。多分「綿レース」を検索していて見つけたのが「Pres-de」さんの刺繍入りダブルガーゼ。一目惚れでブルー系2色買いました。片方の生地端がスカラップなので、これを活かして可愛いのが作れれば本望なんですけど。
こちらの店舗は、無地のダブルガーゼもお値打ち(後で知った。悔しい)、コットンリネンのお値段も控えめだと思います。

生地に合わせたミシン糸の色が分からないという方は「手芸と生地の店 いすず」さんがお勧め。フジックスのシャッペスパンに限定されますが、生地に合った色番の記載があって良心的。

手作りマスク。その④

手作りマスク。その③から続く、ですヤマシタです、どーもー。

綿レースから派手色ダブルガーゼをチラ見せしたい目論見で作りました「シェル型」マスク。これ、ミシンかけるときに、綿レースのカットワーク刺繍が針板の穴に「ズボっ」と入っちゃうことがありまして。いや、怖いのなんのって。

 

ってことで、本来なら隠して使うであろう生地の端部分を頬からゴム通し部分に充てて作ってみました。

これだと「ズボっ」な恐怖は中央部分のミシンかけだけで済んで、リスク少な目。

お次は「西村大臣型・改良版」で、鼻の部分は「西村大臣型」のままですが、アゴの方は折り返しをやめて「シェル型」のように斜めにカット。

横のサイズは良かったのですが、縦サイズが少し短かったようで。アゴにピッタリフィットとはならず、クチの辺りに尖がりがくるので不格好な感じは否めない。のですが、息苦しさが無いのと、リップが着かないのがメリットでしょうか。
表生地は「クラフトハートトーカイ」さんで買ったフェリシモ猫部コラボのハギレ。シーチングとオックスの中間の厚みで縫いやすかったです。裏地はイオン系列のスーパーで買ったダブルガーゼの薄ピンク。

そして、この頃、ネットで手作りマスク情報を読み漁る毎日だったのですが。

100円均一でも材料が手に入るということを今更知って、週末買いに走りましたヤマシタ。「セリア」と「ダイソー」「キャン★ドゥ」を廻りましたが、生地に限定するなら「セリア」がいちばん使えるブツがあった記憶あり。

40センチ・35センチカットのハギレだった都合上、柄が横向き。裏地はイオン系列のスーパーで買ったダブルガーゼを使用し「シェル型」マスク2枚出来ました。

自分用のマスク制作記録ですが、どなたかの暇つぶしor失敗しないためのお役に立てれば幸い。その⑤へ続く。

【今夜の独りズモウ】7月頃、100円均一で生地と「消せるチャコペン」を買いました。その後、手芸用品店でチャコペンの値段を見たら「280円」。再度100円均一でチャコペンを買い足そうと出向いたのですが、既に在庫切れ。あれから数カ月、未だ在庫があるところに遭遇していません。生地は、そこそこ入荷しています。

手作りマスク。その③

まだまだ続く、手作りマスクの回顧録、その③。順番がコンガラガッテますヤマシタです、どーもー。

7月頃になるとネット、市街でもマスク制作の材料が入荷するようになってきました。

これだ!と思ってネットで買ったのはダブルガーゼ。
画像だと色が違って見えますが、ブルーグレイとコーラルピンク。楽天市場の「手芸と生地の店 いすず」さんで購入した「フレンチブルー」と「フラミンゴピンク」です。

敢えて、こんなに濃い目の色を選択したのには理由がありまして。

その①で記載していた「クラフトハートトーカイ」で綿レースを手に入れたので、是非ともレースのカットワークの穴から派手なダブルガーゼの色を見せてしまいたい、という目論見で、敢えて濃い色のダブルガーゼを買ってしまったヤマシタ。

 

惜しむらくは、「手芸と生地の店 いすず」さんでは「テラコッタ」が売り切れだったため、「服地・布地のマツケ」さんで似た色の「マンダリン」を購入。

只の真っ赤なダブルガーゼが届きました<棒読み。

いや、あの、「マンダリン」ってさ、もっとオレンジがかった朱色のイメージだったんだけど残念。濃いピンクは「アンティークローズ」で、この色の方が気に入りました。

 

で、綿レースと派手色ダブルガーゼを合体させた「シェル型」マスクが無事出来上がりました。表生地が薄いので、ダブルガーゼの濃い色が透けちゃって「穴からピンクとブルー」な目論見は失敗に終わりましたが、結構満足。

水色チェックの生地はダブルガーゼで「西村大臣型」に仕立ててあります。イオン系列のスーパーで薄いピンクのダブルガーゼと一緒に購入。入荷したてのところに居合わせたので、たまたま買えたという記憶あり。

カラーのマスクゴムは、SCのテナント「パーツクラブ」さんの前を通ったら大量に並んでいて目を輝かせて買いました。同僚の方がカラーのゴム使ってて羨ましかったんですよね。

 

まだまだ続く。

【今夜の独りズモウ】カラーのマスクゴムを店頭で見つけたときは、きっとヤマシタ10代の乙女な感じだったと思うのです<いや、気持ち悪いけど。
何せ、ネットでは白いマスクゴムでさえ高騰している最中に、色とりどりのカラーマスクゴムが「5m110円」ですから。楽天市場で「LUNA EARTH」さんという店舗があり、こちら名前が違うだけで「パーツクラブ」さんと同じ店舗だと思います。

手作りマスク。その②

手作りマスクを振り返るシリーズ、続きます。ヤマシタです、どーもー。

その①で振り返っていた「西村大臣型」のモノクロver.画像が見つかりました。

表地は、マスクには間違っても不向きなオックス生地、裏地はダブルガーゼです。
横26センチ・縦18センチの長方形の表地・裏地を中表に縫い合わせたら表返し、端ミシンをかけ、中央に合わせて折り畳んだら更に端ミシン。

折り畳んだ部分を耳の所で45度に開いてミシンかけして固定。

生地が厚くなり過ぎるので、上の画像の左側の様に無駄な部分はカットしました。

ノーズワイヤーは端ミシンをかけるときに入れ込んで留めてしまっています。出し入れ口を作るのが面倒なので、錆びが出ないシリコン製に限定。その①で記載していますが、使い捨て不織布マスクを廃棄前に解体し、ノーズワイヤーとマスクゴムは洗浄してリサイクルしています。

重なっていて見にくいのですが、鼻とアゴの部分をカバーする「西村大臣型」。右は左より縦横共に2センチずつ大きく生地を用意、横28センチ・縦20センチで作ったはず。その③へ続く。

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手作りマスク。その①

寧々ちゃんが退去してくれないので本日のマスク制作は中止だったヤマシタです、どーもー。

ここ数カ月、ダブルガーゼの色を変えたり、表地を変えてみたり、はたまた形を変えてみたりと色々なマスクを縫ってきたので、ここで一度振り返り記録しておこうかと。

上の画像は中盤から後半、試作しながらの数々。出来が良さげなのだけ選択して、お友達の下へと旅立って行きました、けーこちゃん公開しちゃってごめんね。

ここからは、第一号を縫い始めた頃に戻っての記録。

この頃、生地が手に入らず。職場での「〇〇店でガーゼ入荷らしい」なんて情報を頼りに、仕事帰りにイオンへダブルガーゼを買いに走った記憶があります。表地は100円均一で見つけたガーゼタオルですね。

マスク中央、シーム開きも両側にして真面目に縫ってます。
内側のダブルガーゼは、中に追加でガーゼを入れられるようにポケット式に作ってみたんでしょうね。いや、厚みがあり過ぎて全然追加とか必要無いし。

基本のマスク、型紙は同僚の方から分けて貰ったり、ネットで探してコンビニでプリントアウトしてきてました。ヤマシタはこれを「シェル型」と勝手に命名してます、シェル型ポケットver.でした。

お次は「西村大臣型」マスクに挑戦。
ネットで生地が出回り始め、欲しいと思っていた猫柄が再入荷していたので早速購入。したけど、これ、オックス生地っていうのは厚地で間違ってもマスク向けの生地ではないです。

ゴム通しの折り返し部分を縫うときは、マジ針折れるんじゃないか、という厚み。

確かモノクロ柄も縫ったんだけど画像見つからず。ノーズワイヤーはシリコン製を入れて錆回避。と言うより、出し入れ口を作るのが面倒だったので縫い付けを選択したに決まっているヤマシタです。

ノーズワイヤーですが。使い捨て不織布マスクを解体、金属ワイヤーの入っていないシリコン製の物だけ選択し洗浄、リサイクルです。

下の画像では新品のマスクゴムに見えるかもしれませんが、これも不織布マスクの廃棄前に切り取って拾い上げ、2本を結んで繋いで1本にしたリサイクル品。マスクの中に結び目が隠してあります。

家族の分だから、というのもあったけれど、あの頃は、どうにかして家族分のマスクを用立てようと必死だったんでしょう、給料が激減していたのもあって節約重視だったろうし。

青い波の生地は「クラフトハートトーカイ」という手芸用品店で相方に買って貰った夏向け生地です。基本のシェル型ですが中側にポケットを作らないことにしたようですね、ヤマシタ。シェル型ポケット無しver.です。あまりにも和風柄過ぎて、相方用に縫った2枚で終了。ミシンの調子も悪くなってきて、ここからしばらくはマスク制作が中断してました。

こうやって振り返ってみると面白いかもしれない。その②へ続きます。

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【今夜の独りズモウ】トーカイは会費500円を支払うと会員価格での購入が出来るのですが、年毎に更新料が掛かるのと、会員価格になってやっとネット価格というのか、お値段高め。今回はJAFの特典で会費が無料になったので入会しましたが、生地の数が少ないしメリット少な目。しっかりした綿レースのカット生地が手に入る点では重宝してはいますが、店舗によってはミシン糸の「フジックス・シャッペスパン」がトーカイ専売「マミーの四季」という仕様で販売されていて、色番が違うのと色数が少ないので少々というか結構そこがデメリット。

いろいろ、やっちまったな

虎太郎:「婆ぁば、ミシンがたがた、やらないの?」
うん、やるよ、やるんだけど諸々取寄せ中、っつか何か買い過ぎた感が否めないヤマシタです、どーもー。

実は中古のミシンをヤフオクで落札してしまいました。

ヤマシタ愛用の「SECIO8200」は30年弱前の製品で、故障個所の部品ストックが無い。のに壊れた。
通常縫いが出来るまでには修理して貰えたんだけれど、いかんせん電源入れて数時間放置しないと一針目が落せないうえに、一旦エラーが出てしまうと再度数時間放置という地獄絵図。

深夜、生地も裁断してスタンバイしたのに一針目で「エラー」って出たときの世界モノクロ感ね、ないね。

ヌケ作兄妹のベビー服とか手提げカバンとか作り倒して思い入れがあるので修理してみたものの、ウリの刺繍は出来ないままなので、手持ちの大量な刺繍糸とか図案スキャナとか宝の持ち腐れ感も然り、縫いたいときに即使えないってのはミシンとして成り立ってないなと半ば見切りを付けると言うか、そろそろ天国へ見送ってあげてもいいのかな、と。(でも、とりあえず再調整には送り出してある)

で、手持ちの材料を生かせるミシンを探してみたところ、最新機種は70万円。は?

当然買えるはずも無く。ググって調べてみたら、「刺繍が出来て」「PCで編集したデータ対応出来て」「USBでデータ入れられる」数年前の機種「SECIO11500(HyperCraft12000)」を見つけてヤフオクで探すこと数日、予算内で付属部品がなるべく揃っている製品を狙って落札した次第。

やっちまった、買っちまったよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

出品者の方が誠実な方なので有難い、ちゃんと精密機器扱いで送ってくださった。

ヤマシタは出品者には向かないな、こんな奇麗な梱包とか無理、最悪の出品者評価されること間違いなし。
余談ですが、上の写真の左上をよくご覧ください。寧々ちゃんが居ます。

再修理に出ている「SECIO8200」のカバーと「SECIO11500」を並べてみましたが。

デカい。
これ、一旦仕舞ったら永遠にクローゼットの肥やしになるかと。購入して数回使って仕舞いこんでしまうと次回引っ張り出して使うには億劫過ぎるデカさと重量、発売時のお値段は48万円くらいですが、お高かったのは分かってるけどスタンバイさせる気が起きないのも分かる、あまり使用感が無いまま中古で流通しているのも納得出来ます。

ミシンは軽いと駆動に伴って諸々のブレに繋がるので、このデカさと重量はパワーの源だから致し方無い。あと一つ、同じ「SECIO8200」の未使用品に買い替えなかった理由に「5枚送り歯」だった事があります。今時のミシンのほとんどは「7枚送り歯」で布地送りが非常にスムーズかつパワーがあって、今現在のストレスフルから解放されたかったのも重要点。

該当ミシンで実際に縫い上げたサンプルも付けてくださったのですが、1ミリ厚の革を4枚重ね、ジーンズ地を6枚重ねで奇麗な縫い目が揃っていて驚愕。「SECIO8200」なら針折れるレベルじゃなく、即チーン。とは言え、パワーは申し分無いミシンでも所詮はコンピューターミシン、電子系統がイカれたらアウトな機種なので仕舞い込まずに使い倒す所存でございます。

さて、マスク縫って慣らすかな。

【今夜の独りズモウ】
ヤマシタのミシン落札劇に長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。いや、この後の事の顛末というか、まだありまして。

中古のミシンという事で、やはり欠品している部品もあるわけで。欠品していたけれど使うかどうかも分からない「パッチワーク押さえ」をネットで探していたら、縫い上がりの出来を左右させる重要なコバチステッチにも使える便利そうな「センター押え」を見つけてしまい、挙句、有っても無くても良いんじゃね?っていう「ボビンホルダー」までポチってましたヤマシタ。

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うん、まあ、糸がほつれてこなくて色の判別も一発だし、便利っちゃあ便利か。

でも、今のところ縫うのはマスク。