セイカツ舎のお家事情。その②
独りが好きな雷蔵。
寝床とか「お一人様」で過ごしたい彼は、誰かが同衾しようとするとマジでキレるか、さっさと別の場所へと移動するゴルゴな男。
背後とられると怒るもんな。
そんな雷蔵も仔猫時代は福助に溺愛されて、どこに行くにも一緒、トイレも連れション、寝るときは必ず福助が守るように抱きかかえて母と子のように過ごし、雷蔵自身も福助には絶大の信頼を寄せていたというのに。
福助:「おぅおぅ、若造」
ぷっしゃー。
くのやろぅー。
むっきー。
と、まー、今では仲裁に入らないと危険なほどの険悪な仲になりまして。
どちら様もいい加減40過ぎの男ですから、後から入ってきた龍之介や日和の手前イチャイチャなんてしている姿は見せられないってのもあるんでしょうが。
ま、ね。
こんな情事(手術済みですが)があってから仲が悪くなったような気がしないでもない。
ゴルゴ、背後背後。